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フッ素のお話
第4章:日本歯磨工業会の取り組み
むし歯の予防に最も有効な方法としてフッ素化合物の利用があります。最近、日本でも口腔衛生がすすみ、こどものむし歯の数がずいぶん減ってきてはいますが、口腔衛生の先進国であるフィンランドやノルウェー、アメリカなどの国と比べると、まだまだ充分とはいえません。
むし歯が充分に減らない一因として、日本でのフッ素化合物の利用が充分でないことがあります。
現在、日本で実施されているフッ素化合物の利用には、歯科医でのフッ素化合物塗布、医薬品のフッ素化合物配合洗口液の利用があります。
ところで、一般の店頭で広く販売されている医薬部外品、化粧品の口腔衛生用品に歯磨と洗口液がありますが、フッ素化合物の配合が認められているのはペースト状や粉状などの医薬部外品歯磨のみで、洗口液や液体歯磨などには認められていません。日本歯磨工業会では、より広くフッ素化合物の製剤を提供するための活動につとめ、むし歯の数を減らすこと、つまり厚生労働省と日本歯科医師会の推進する8020運動に協力していきます。
今後、工業会では、一般用の口膣衛生用品として広く使用されている洗口液についても、欧米諸国並みにフッ素化合物配合が可能となるように広く働きかけ、フッ素洗口液とフッ素化合物配合歯磨を併用することで、むし歯予防効果をさらに向上させることを目指していきます。このことは厚生労働省と日本歯科医師会が提唱する「8020運動」推進にも有効な方策になると期待されます。

日米欧におけるフッ素化合物配合洗口液の許認可状況

分類 日本 米国 欧州
医者が処方する 医療用医薬品
一般店頭で
購入できる。
一般用医薬品 × ×
医薬部外品 × - -
化粧品 × ×
-(区分が無い)