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幼児期前半(1〜3才) |
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最初は泣かれちゃって大変だった保護者みがきも、何とか慣れてきてくれてホッと一息よ。 |
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それはよかったわね。じゃあ、そろそろ自分でみがく練習を始めてもいい頃ね。 |
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子どもはパパやママの真似をするのが大好きだから、それを利用するといいのよ。まずはママがみがいているところを見せてあげるの。そうすると、自分でもしたがるようになるわ。 |
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そうね、うちの子も最近、何でも自分でやりたがるようになったし、それを上手に導くようにすればいいのね。 |
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そうなのよ。次のステップとして、子どもがハブラシを持つようになったら、今度はママがお手本を見せてあげながら一緒にみがくようにするといいわよ。上手にできたら、思いきりほめてあげてね。 |
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それは必ずやってあげてね。「歯みがきは楽しい」って子どもが感じるような雰囲気作りができれば、大成功間違いなし! |
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うちの子も、何とか自分みがきができるようになったの。 |
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そうなの。よく頑張ったわね。どう?上手にみがけてる? |
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それが、ちょっと不安なのよね。せっかくみがいても、みがき残しがあったらムシ歯になってしまうし…。歯みがきのポイントってあるのかしら? |
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そうね、歯の生え方によってムシ歯になりやすい部分、というものがあるから、それを重点的にみがくといいんじゃないかしら。生え始めから2歳前半くらいまでは、前歯が一番ムシ歯になりやすいの。特に上の前歯の歯と歯の間が要注意だから、ここを念入りにみがくといいの。 |
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そうよね。もしも汚れが残るようだったら、デンタルフロスを使うようにするといいわよ。2〜3歳くらいに奥歯が生えてくると、今度は奥歯がムシ歯危険ゾーンになるの。奥歯は奥にあるからみがきにくいし、凸凹に汚れが残りやすいものね。それにムシ歯になっても見逃しやすいし、気がついたときにはムシ歯がかなり進行していた、なんてことになりかねないから、特に気をつけてあげないとね。 |
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子どもの成長と一緒に、歯のみがき方も考えないといけないのね。 |
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この間、子ども用のハブラシを買いに行ったら、たくさん種類があって、どれにしたらいいのか分からなくなっちゃったわ。 |
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そうよね。カラフルでかわいいハブラシがズラッと並んでいると、迷っちゃうわよね。 |
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よく見ると、ヘッドの形や大きさが違うのよね。どう選べばいいのかしら? |
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子ども用ハブラシって、乳歯期用、永久歯用、仕上げみがき用が大きく分けて3種類あったり、メーカーによっては細かく年齢別になっていたりするから、子どもの年齢や成長具合に合わせて選ぶようにするといいわ。 |
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子ども用ハブラシは、柔らかい毛で、柄が短くて太いものが扱いやすいようね。毛の部分は子どもの歯の2本分くらいの大きさがいいわね。3歳くらいまでは、ハブラシを口にくわえて歩き回ったり遊んだりしている間に転んで、ハブラシでのどをついてしまったりする事故もあるから、柄の部分に保護プレートがあったり、リンググリップになったものもあるわ。そして、歯の生え具合や成長に応じて買い換えていくのが大切なのよ。 |
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ハブラシを買いに行ったら、隣の棚にハミガキがたくさん売っていたんだけど、子ども用のハミガキも買った方がいいかしら。 |
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大人用のものは、ミント味がきつかったりするから、子どもには使いづらいでしょうね。 |
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やっぱりそうよね。でも、歯垢を取るだけならハミガキを使わなくても大丈夫じゃないかしら。 |
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ブラッシングによっても歯垢を落とせるけど、より効果的に歯垢を落とすにはハミガキを使った方がいいわよ。それに、ほとんどのハミガキにはフッ素が入っているので、歯を丈夫にしたり、ムシ歯を予防したりする効果があるのよ。 |
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なるほど、丈夫な歯を作るにはハミガキを使った方がいいのね。 |
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子ども用にはフルーツ味とか、子どもが好む甘い味がついているから、子どもが楽しく歯みがきが出来る、というメリットも見逃せないわよ。 |
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そういえば私も小さい頃、バナナ味のハミガキが大好きで、喜んで歯みがきしてたわ。 |
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