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お昼にみがいている人、みがいていない人ってどんな人かのぅ?
2014年に行った歯磨工業会のアンケート調査からみると、お昼に歯をみがいている人の割合は60.1%となっておる。 10年前は43%じゃったから、ずいぶん増えたのぅ。歯と口の健康のために、食べたら歯をみがくという習慣が、だいぶ根づいてきたようじゃ。ただ、詳しく見ていくと課題もありそうじゃな。
女性でみると、10年前は、お昼に歯みがきをする人は20歳代の50.0%から50歳代の48.4%と、徐々に下がっておったんじゃ。それが、2014年では、20歳代の65.3%から年代を追う毎にぐんぐん上がって50歳代ではなんと73%になっておる。これは結構なことじゃ。
一方、男性のほうも、10年前と比べると全体的に17%〜20%ほど割合が増えておる。これも大いに結構じゃが、女性には負けておるぞ。健康維持やエチケットのために、もっと頑張ってほしいものじゃな。
それにしても、20歳未満のお昼の歯みがき率が低いのに気付いたかのぉ。これをもう少し詳しく見てみたんじゃ。するとどうじゃ、小学生71.8%、中学生49.1%、高校生以上の学生44.1%となっておったんじゃ。小学生は先生方の指導が行き届いておるんじゃろな。10歳代後半は、実は、歯周病にかかる人が増える時期でもあるんじゃ。中学校以上の学校でのお昼の歯みがき習慣を充実してもらいたいものじゃの。
それから、職業別に見てみると、主婦68.6%、会社員60.0%、自営業57.4%となっておる。仕事場に出かけると、お昼の歯みがきがおろそかになりがちのようじゃ。次の授業では、みがく人とみがかない人は、どんな違いがあるのか、そのあたりを探ってみるとしよう。 |
■男女別年代別歯みがき率
出典/日本歯磨工業会HPお昼の歯みがきキャンペーンアンケート(2000年〜2004年)
日本歯磨工業会HP標語募集応募者アンケート(2014年4月~6月、男性2,760人、女性3,862人) |
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