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はみがき学級 シニア講座
6限目:1-シニアの歯と口に起こること

シニアの歯と口に起こること

このコーナーでは、60才以上で自分でオーラルケアを行える人を想定した
シニア世代のオーラルケアについてご紹介していきます。

シニアの歯は増えています!

歯の状況/20本以上の歯が残っている人の割合

8020達成者(80歳で20本以上の歯が残っている人の割合)は51.2%であり、平成23年の調査結果40.2%から増加している(8020達成者は、75歳以上85歳未満の数値から推計)

歯の状況/20本以上の歯が残っている人の割合の年次推移のグラフ

(厚生労働省平成28年歯科疾患実態調査)

「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「8020(ハチマルニイマル)運動」(80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動)が展開されてきました。そのおかげもあってか、80歳以上で20本以上の歯をもつ人の割合は2016年には51.2%に上昇しています。
20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足することができるとの調査報告もあり、自分の歯と口で、食事を楽しみ、元気に過ごせる方が増えています。


シニアはむし歯、歯周病になりやすい!

永久歯のある人のうち
虫歯のある人の割合の年次推移、5歳以上

永久歯のある人のうちむし歯のある人の割合の年次推移、5歳以上のグラフ

注)平成5年以前、平成11年以降では、それぞれ未処置歯の診断基準が異なる。
(厚生労働省平成28年歯科疾患実態調査より)

歯が増える傾向にあるのはうれしいことですが、近年、子どものむし歯(う蝕)が減っているのに、65歳以上のむし歯が増えています。
また、歯周病は、年齢が上がるほど罹患率が上がり、症状が進行(歯肉炎から歯周炎へ)する方が増えます。歯周病は、歯周病菌の感染によって、歯ぐきに炎症を起こし、症状が進行すると歯の土台である歯槽骨が溶けて健康な歯が抜けてしまう病気ですが、むし歯と違って、痛みがないまま病状が進行し、重症化してから気づくことも多く、近年、歯を失う原因の第1位は、むし歯ではなく、歯周病にかわっています。

関連情報

「かかりやすく、治りにくい。歯周病。」
https://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki2/school/health_04.shtml
「歯を失ういちばんの原因は?」
https://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki2/school/qa.shtml

抜けた歯や欠けた歯のまわりには歯垢や食べカスがたまりやすく、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。

抜けた歯のイメージ

高齢になるにしたがい、お口の筋肉量や筋力が低下することでの口腔機能の低下や、他の病気の影響、服用する薬の影響などから、抗菌や清浄の役割も果たしている「唾液」の出る量が減る傾向にあります。その結果、口の中が乾いてしまい、細菌が増殖しやすくなりがちです。シニア世代がむし歯や歯周病にかかりやすいのは、こうした口腔機能の低下も影響しています。


シニアのむし歯は手ごわい

健康な歯ぐきと歯ぐきが下がり根面う蝕ができた状態のイメージ

加齢や歯周病により、シニアになるほど歯ぐきが下がってくる方が増え、歯の根元が露出しやすくなります。歯の根元は、エナメル質で覆われておらず象牙質が露出しているので、むし歯になりやすく、こうした歯の根元にできるむし歯(根面う蝕)は、むし歯の進行が早く、治療が難しい場合もあります。また、むし歯を治療した後の詰め物やかぶせ物のまわりのミクロなすき間にむし歯菌が入りこんで再発するむし歯(二次う蝕)も増えます。これらのむし歯は、歯の奥深くに進行しやすい傾向があります。


知覚過敏、入れ歯の調整など

ハグキが下がり、歯の根元が露出して象牙質が露出すると、歯がしみる「知覚過敏」にもなりやすくなります。歯周病やむし歯が進行する結果として、失う歯の本数が増え、入れ歯の利用が増えますが、入れ歯は手入れを怠ると、細菌やカビが増殖しやすく、口臭(義歯臭)の発生原因になります。

また、歯を失うとその下にある骨(歯槽骨)が吸収されて小さくなるため入れ歯が合わなくなることがあり、咬み合わせがわるくなったり、すき間ができて食べカスがたまりやすくなったりするので、定期的に歯科医院でのチェックが必要です。